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【♪[Notes] from Gclef】vol.90 ウヴァシーズナル2種 入荷しました

♪[Notes] from G clef ★━━━━━━━━━━━━━━━★2006.11.11

Notes from G clef
A spoonful of fresh tea leaf brings you favorite time of relief.

http://www.gclef.co.jp/ ★━━━━━━━━━━━━━━━★vol.090

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★目次★                          ☆彡
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1)ウヴァ シーズナル2種入荷しました
・ウヴァの醍醐味にこだわった ディックウェラ農園
・甘みの乗ったバランスのよい紅茶 ココガーラ農園
・改めてお勧め 王道のウヴァ アイスレビー農園
2)購読中止、アドレス変更の仕方
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■吉祥寺の街はもうクリスマスのイルミネーションが点灯しています。
井の頭公園の桜も色づきはじめ、すっかり秋めいてきました。今日は、
そんな季節にぴったりのスリランカを代表する紅茶、ウヴァシーズナル
をご紹介します。

■ウヴァは一年中お茶の収穫される常夏の島の産地ではありますが、や
はり美味しいのはウヴァシーズンと呼ばれる季節。今日ご紹介する2種
は、いずれも2006年のウヴァシーズンの収穫のものです。

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◆◆◆◆◆◆◆◆ウヴァ・シーズナル入荷しました◆◆◆◆◆◆◆◆◆
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■2006年 7A ウヴァシーズナル ディックウェラ農園 BOP

リーフ50g袋×2 \1260-
リーフ 50g袋 \756-
リーフ 50g缶 \966-
リーフ 10g袋 \231-

2006年ピーク・クオリティのひとつ。
ウヴァの醍醐味にこだわった爽快感のあるお茶です。
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■2006年 7B ウヴァシーズナル ココガーラ農園 BOP

リーフ100g袋 \756-
リーフ 50g缶 \621-
リーフ 10g袋 \189-

おいしいウヴァがこの価格。お値打ちのシーズナルティです。
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■2005年 ウヴァシーズナル アイスレビー農園 BOP
■ティーバッグ新発売しました!

リーフ50g袋×2 \997-
リーフ 50g袋 \630-
リーフ 50g缶 \840-
リーフ 10g袋 \210-
ティーバッグ10入袋 \399-
ティーバッグ10入缶 \609-

ウヴァに必要な風味だけを具え、余計な物を全てそぎ落とした紅茶。
名園アイスレビーの個性を最大限に引き出したウヴァです。
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お買い求めは下記のページから           ☆彡
http://www.gclef.co.jp/tea/srilanka.php       ☆彡
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━━━━━━━━★2006年ウヴァ・シーズナルの概観★━━━━━━━

■まずは、2006年の旬のウヴァの作柄について振り返ってみましょう。

■2006年ウヴァシーズンのスタートは、なかなかの豊作を予感させる状
況でした。7月の上旬に摘まれたアイスレビー農園、ショウランズ農園
などの紅茶は、なかなか香りがよく、この調子であと1週間、2週間好
天が続けば、素晴らしい紅茶ができるだろうという期待がありました。

■ところが、7月の中旬ごろから降り始めた雨は、7月後半から8月半
ばまで、紅茶の香りを鈍らせました。この時期は、ショウランズ農園の
ようなOPタイプに照準を合わせる農園や、中心地区であるマルワタバ
レーを外れた地域の農園は、相対的に良質なウヴァの味わいを具えた紅
茶が収穫されたものの、現在発売中の2005年収穫のアイスレビー農園の
ものに及ぶほどの紅茶はひとつもありませんでした。

■このため、ジークレフでは、8月に2005年産のアイスレビー農園の紅
茶の入荷を決定し、今年はこのまま終われば入荷を見送ろうと、心の中
で決めていました。

■しかし、シーズンも最終盤に入った9月はじめから半ばにかけて、よ
うやくウヴァ地区にも晴れ間がのぞきました。今回入荷した2つは、い
ずれもその最終盤の収穫の紅茶です。この時期に比較的良かった農園と
しては、ディックウェラ農園、ココガーラ農園のほか、アッテンピティ
ヤ農園、バンダラエリヤ農園、アンバガスドーワ農園など。これらの農
園は、ウヴァ地区では良質な紅茶を産することで知られているものの、
日本ではあまりなじみのない名前の農園ということができるでしょう。

━━━━★ウヴァの醍醐味にこだわったディックウェラ農園★━━━━

■それでは、実際に入荷した紅茶のご紹介とまいりましょう。まずは、
ディックウェラ農園からです。

■ディックウェラ農園は、ジークレフでは始めてご紹介する農園です。
この農園は、ウヴァ地区の中心産地、マルワタバレーの一角に位置する
農園で、ここもまた、毎年高い評価を得ながらも、なぜか日本ではあま
り紹介されない農園という印象があります。

■味わいとしては、どちらかというと清涼なメンソールフレーバーと草
木のような香りのあいまったこのディックウェラ農園の紅茶は、セント
ジェームズ農園やチェルシー農園、アッテンピティヤ農園などと同様、
優しいウヴァの系譜に属する農園のひとつです。(もうひとつのウヴァ
フレーバーを追求する系譜が、アイスレビー農園、ウヴァハイランズ農
園、ネルーワ農園などです。)

■今回の紅茶は、そんなディックウェラ農園の産としてはずいぶん尖が
った紅茶の印象を受けます。つまり、中庸を重んじるのではなく、かな
り素材感を前面に出したつくりとなっているのです。

■11/11付けの茶のみ話で、その茶殻が青みを残している様がご覧いた
だけますが、発酵を浅くすることにより、より清涼感のある香りと飲み
ごたえが強調されるのです。
http://blog.gclef.co.jp/chanomi/log/eid463.html#sequel

■実際にテイスティングしてみると、ディックウェラ農園の作り手がこ
の紅茶で何を目指したのかが、もっとよく分かります。青みがかった茶
殻に鼻を近づけてみると、この紅茶の清涼感が草木の香りの中に渾然一
体となっている様子が分かります。茶殻の色は緑褐色で、中国茶で言う
と4青6赤ぐらいの色です。

■カップ水色も、ちょっと赤みがかったダージリンの水色程度。ウヴァ
の水色というと、緋色の透き通った色合いというイメージですが、この
紅茶の水色はそれからはかけ離れています。

■口をつけてみると、青みと清涼感、やわらかい口当たりとほろ苦み由
来の飲みごたえが、ぐっと凝縮された形で舌に広がります。そして冷め
てくるにつれ、それらがマイルドな味わいの世界として広がりを見せ、
やわらかい旨みに包まれた甘みと酸味のバランスが、この紅茶の味わい
の主音となってきます。このとき、苦みはほのかに感じられる程度まで
後退し、代わりに収斂性(いわゆる渋みですが、渋いという言葉で表現
する味覚より、口中の皮膚がすぼまるという触覚を重んじた表現です)
が感じられるようになってきます。

■一言で言うと、ヌワラエリヤのような表情を併せ持ったウヴァ。これ
はこの紅茶独特の味わいといえるでしょう。不作の2006年にあって、つ
くり手の意図と工夫がしっかりと感じられるのがこのディックウェラ農
園の紅茶なのです。

■ジークレフでは、作り手の心がいかに飲み手に伝わるかということに
力点をおいて紅茶をセレクトしていますが、今シーズンのウヴァでその
趣旨に最もかなった紅茶がこの一品でした。どうぞ、ご賞味ください。

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■2006年 7A ウヴァシーズナル ディックウェラ農園 BOP

リーフ50g袋×2 \1260-
リーフ 50g袋 \756-
リーフ 50g缶 \966-
リーフ 10g袋 \231-

2006年ピーク・クオリティのひとつ。
ウヴァの醍醐味にこだわった爽快感のあるお茶です。
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お買い求めは下記のページから           ☆彡
http://www.gclef.co.jp/tea/srilanka.php       ☆彡
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━━━━★甘みの乗ったバランスのよい紅茶ココガーラ農園★━━━━

■ココガーラ農園は、私も今年初めてテイスティングした農園です。こ
の農園は、ウヴァの中心地区からは外れた、かなりディンブラ地区に近
いところに立地する農園で、それゆえにウヴァ地区の中心産地に比べ、
降雨の影響を少なく抑えることができました。

■このお茶の身上は、飲みやすさとバランスです。しっかりと発酵時間
をとり、甘みを十分に引き出しながら、ウヴァの持つ飲みごたえと清涼
感もきちんと具えている。そんなウヴァらしさの基本をおさえながら、
安心して飲める紅茶、それがこのココガーラ農園のウヴァです。

■ウヴァのシーズナルクオリティの醍醐味は、なんといってもその清涼
感と飲みごたえです。しかし、それらはウヴァ好きの心を捉えて離さな
い反面、人によってはキツく感じることもあると思います。

■お茶と向き合い、襟を正して飲むというわけではなく、気楽に淹れて、
ほっとひと心地つけるお茶、ティータイムにおいしいケーキとあわせて
心置きなく楽しめるお茶。そんなウヴァが欲しいという思いから、この
ココガーラ農園のウヴァをセレクトしてみました。低価格ながら、お茶
好きの舌を十分に満足させてくれる日常茶として、お勧めさせていただ
きたいと思います。

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■2006年 7B ウヴァシーズナル ココガーラ農園 BOP

リーフ100g袋 \756-
リーフ 50g缶 \621-
リーフ 10g袋 \189-

おいしいウヴァがこの価格。お値打ちのシーズナルティです。
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お買い求めは下記のページから           ☆彡
http://www.gclef.co.jp/tea/srilanka.php       ☆彡
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━━━━━★改めてお勧め 王道のウヴァ アイスレビー農園★━━━━

■さて、今年のウヴァを2種紹介したところで、やはり改めて2005年
アイスレビー農園のウヴァについて触れさせていただきたいと思います。

■このアイスレビー農園のウヴァを入荷したのは、今年の8月27日。200
6年ウヴァシーズン真っ只中でした。なぜこのウヴァの入荷を決めたか
というと、このメールマガジンの冒頭に言及した、今シーズンはじめの
アイスレビー農園のロットと並べてテイスティングしたときに、圧倒的
に2005年のこのお茶の方が香りも味も乗っていたからです。

■そして、今11月となり、その選択は誤りではなかったと確信するに至
りました。ウヴァ好きがこよなく愛するメンソールフレーバーはまった
く衰えることなく、茶殻の清涼感、苦みとはいえないようなころころと
舌の上で転がる印象を与える絶妙なほろ苦み、甘みと酸味のバランス、
透き通った緋色の水色と、まさしくウヴァの鑑といえる風味を醸しだし
てくれます。

■そんなわけで、ジークレフでは、今年のウヴァ・シーズナルのティー
バッグとして、このアイスレビー農園のものをセレクトすることになり
ました。素材そのものの良さを最大限に引き出した直球勝負のこのウヴ
ァは、やっぱり見逃せない存在です。

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■2005年 ウヴァシーズナル アイスレビー農園 BOP
■ティーバッグ新発売しました!

リーフ50g袋×2 \997-
リーフ 50g袋 \630-
リーフ 50g缶 \840-
リーフ 10g袋 \210-
ティーバッグ10入袋 \399-
ティーバッグ10入缶 \609-

ウヴァに必要な風味だけを具え、余計な物を全てそぎ落とした紅茶。
名園アイスレビーの個性を最大限に引き出したウヴァです。
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お買い求めは下記のページから           ☆彡
http://www.gclef.co.jp/tea/srilanka.php       ☆彡
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Tea Market G clef メールマガジン
【♪[Notes] from G clef】 vol.90
発行年月日 2006年11月11日

発行者 川崎武志
Tea Market G clef

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http://www.gclef.co.jp/

吉祥寺店 open 11:00~20:00
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-14

高円寺店
平日 12:00~21:00
土日祝日 10:00~21:00
東京都杉並区高円寺北2-22-9
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